御茶壷道中(山梨県都留市)

この御茶壷道中とは、江戸期に宇治茶を将軍家に献上するため茶壷にて運んだ行列です。道中は権威が高く大名でも籠から降りなければならず、格式は10万石以上とのこと。ここ都留市の勝山城にて保管し熟成させ江戸まで運びました。この御茶壷道中は徳川秀忠時代に岩殿城の蔵屋敷に将軍家の一年分の宇治茶を土用中貯蔵して江戸に送ったのが始まりで、これが制度化されたらしい。記録によれば行列は550人くらいで、人足1140人、馬161頭だったとのこと。

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