芭蕉の谷村流寓の折の俳句紹介

ここの郡内地方にはあの有名な”松尾芭蕉”が来て半年滞在していますよ!
天和2年(1682年)12月28日の江戸駒込大円寺を火元とする大火(お七火事)により芭蕉庵が類焼する。そこで芭蕉の俳句弟子である甲州谷村藩国家老高山伝右衛門を頼り、翌1月谷村に流寓し約半年滞在した時の作です。
「草臥れて宿かるころの藤の花」
 この写真の石碑は道中一泊した藤本宅(山梨県大月市猿橋町藤崎)の庭にあります。
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「馬保久ぼく我越絵に見留夏野哉」
 大月市猿橋町藤崎久保に句碑があります。
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「勢ひあり氷消えては瀧津魚」
 都留市にある田原の滝を見て詠った句です。
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 芭蕉は谷村に半年滞在し幾つか詠い、9月新築の芭蕉庵に戻っています。