3月24日小山田信茂公命日

3月24日は郡内領主:小山田信茂公の命日です。享年四十三歳
今から436年前の天正10年3月24日に甲斐善光寺にて自刃しました。
織田側の「出頭すれば武田の存続を許す」という諫言に一縷の望みをかけて、母親、妻子、一族、重臣、小菅氏らと共に14日甲斐善光寺に出向くが織田信忠に全員殺害される。この塚(墓)には小山田一族、小菅氏などの十数人が眠っている。
場所は私有地(民家)にあり、地主の方が何世代にも渡り供養、管理して頂いております。

通説では謀反人とされているが、笹子峠で鉄砲を撃ったのは織田軍との話しもある。また、この峠を通り武蔵の国に落ち延びた人達もいる。
はっきり言えることは、郡内の領民、兵の一人も死なせず、また一軒の寺社、民家も戦火にさらされなかったことは事実であり、自分と一族の身を犠牲にして四百年に及び郡内領主として領土、領民を守ったことである。 

小山田信茂公塚(墓)】甲府市善光寺
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