山梨県大月市に残る千年以上前の「平将門」にまつわる遺跡があります。
この地は将門の二男常門が一族と逃れ隠れ住んだ所と言われています。将門が親皇と名乗っていたことから館があった所を内裏と呼ばれており、内裏屋号の家もあります。南側の山には「駒宮砦」跡があり、駒止嶺、空堀?などが残っております。常門一族は7年後に更に奥の長峰砦を構築し移り住んだとの伝承です。常門には7人の子どもがおり7家に分かれ現在も住まわれています。ご子孫宅には「桔梗絶やせ」、「前髪不剃」、「成田山新勝寺に参るな」などの言い伝えがあり、以前修学旅行で成田山へ寄った際にご子孫の生徒達はバスから降りなかったとお聞きしました。
砦跡の入り口と下方に内裏の地名が残っている。
砦に残る馬場跡
空堀?