大月バイパスの開通 1年余延期

NHKニュース

大月市中心部の慢性的な渋滞を緩和するため、建設が進められている国道20号線の大月バイパスは、工事中に巨大な岩が見つかり、掘削作業に時間がかかることなどから、国土交通省は来年3月ごろとしていた開通時期を1年余り延期し、再来年の春ごろに変更しました。
国道20号線の大月バイパスは、大月市中心部の慢性的な交通渋滞を緩和するために建設が進められているもので、大月市駒橋地区から中央自動車道大月インターチェンジまでを結ぶ全長3.2キロのうち、すでに1.7キロの区間が開通しています。
今年度末の全線開通に向けて残りの1.5キロの区間で建設が進められてきましたが、工事中に巨大な岩が見つかり、掘削作業に時間がかかるほか、去年10月の台風19号で残土処分場に土を運びこむための道路が寸断されるなどの被害が出たということです。
こうしたことから、国土交通省甲府河川国道事務所は、開通時期を1年余り延期し、再来年の春ごろに見通しを変更しました。